Introduction

自分の写真
2010~2012プロアドベンチャーレースチームTeam EASTWINDメンバー(トレーニング生)として活動、2012年9月選手引退。 アウトドアライフ・スポーツの様々な楽しみ方、大会・イベント情報、和木香織利の私生活(IN&OUTDOOR)日記。2013年6月11日、第一子の女の子を出産し新たな人生のステージが始まりました。
Ex-Adventure Racer of Team EASTWIND(2010-2012), officially retired as a racer in September 2012. Introducing ways to enjoy outdoor activities, race and event information, and my private indoor&outdoor daily life.

2012年11月27日火曜日

鋸山アドベンチャーウィークエンド締切間近

来る12月8日、9日に開催されるアドベンチャーレース・アウトドアスポーツ体験イベント「鋸山アドベンチャーウィークエンド」の申し込み締切が今週一杯となっています。
今年も私がイベントプロデュースさせて頂いています。

お申し込みはお早めに! 鋸山でお待ちしております!
開催概要
参加者は17:30までに宿泊する「サンセットブリーズ保田」にチェックイン(保田小学校から徒歩約20分)。
初日は18:00より現チームイーストウインドと元メンバーの倉田文裕と和木香織利によるアドベンチャーレースのレクチャー、チームイーストウインドが準優勝を果たしたパタゴニアエクスペディションレース2012のスライドトークショーを開催します。
2日目の午前中はナビゲーション(地図読み)、ロープアクティビティ、シーカヤックのいずれかの講習となり、午後は前夜のアドベンチャーレースの続きを行います。
アドベンチャーレース出場に興味がある方には、色々な種目が実際に体験できる機会となっており講習会やミニレースを通してチームメンバーを見つけるチャンスにもなります。

開催日2012年12月8日(土)、9日(日)
主会場鋸南町立保田小学校、サンセットブリーズ保田
参加資格高校生以上の健康な男女(高校生は保護者の同意が必要)。
初心者向け。
募集定員60名(個人申し込み)
参加費一人15,000円
(交流会費、宿泊代、9日朝食、アクティビティ、ミニレースすべて込み)
※シーカヤック講習のみ3,000円の追加料金がかかります。

スケジュール
12月8日(土)12:00〜16:00どなたでも無料で参加できます
・ロープアクティビティ体験 (会場:保田小学校体育館)
・マウンテンバイク試乗会 (会場:保田小学校校庭)
18:00〜開会の挨拶
チームイーストウインドとアドベンチャーウィークエンドスタッフ紹介

アドベンチャーレースのレクチャー
〜アドベンチャーレースとは?〜
レースに参加するために必要な準備、心構え、トレーニング方法、今日開催されている国内レースを紹介します。

チームイーストウインド パタゴニアエクスペディションレース2012
スライドトークショー
悲願の準優勝を果たしたパタゴニアエクスペディションレース2012の写真や動画を交えてのトークショーを行います。

翌日のミニレースのチーム発表
20:30〜参加者、スタッフ全員で夕食
12月9日(日)06:00〜07:00夜明けを楽 しむランニングツーリング
※希望者のみ、5:45に玄関集合
07:00〜朝食
08:30〜11:30アクティビティ講習会
ナビゲーション、シーカヤック、ロープアクティビティのいずれか
アクティビティ終了後、各自昼食をとってください。
12:30〜ミニアドベンチャーレース 競技説明
13:00〜16:00ミニアドベンチャーレース
17:00表彰式、解散

また、トレイルランレース参加者を対象に「日帰りパック」もご用意致しました。
日帰りパックには以下が含まれます↓
1.サンセットブリーズの大浴場での入浴
2.アドベンチャーレースレクチャー
&Team EASTWINDによるパタゴニアエクスペディションレースのスライドトークショー
3.夕食

料金は3500円、当日のお申し込みのみを承ります。
申し込みはサンセットブリーズ保田(保田小学校から徒歩20分)にて、受付15:00~
終了時間は21時を予定しています。


アドベンチャーウィークエンドお申し込み・お問い合わせは、info@fields-co.jpまでメールを送信してください。受付担当スタッフより返信致します。

2012年11月26日月曜日

オリエンテーリングin朝霧

昨日のミニレースのあと、夜の交流会にてアドベンチャーレースとは何か?という内容で、パタゴニアエクスペディションレースのスライドトークショーをやらせて頂いた。

Team EASTWINDのマネージャーSueさんが作成したビデオで始まり
(何度見てもグッときてしまう作品)

オリエンテーリングin朝霧はファミリーでの参加者が多いので、交流会も小学生から大人まで年齢層は様々。小学生の子供でも、目をキラキラさせながら写真を見て話しを聞いてくれたのがとても嬉しかった!

25分間のはずが、質問を受けたりしてなんだかんだで10分ほどオーバーしてしまったが興味を持ってくれた方が沢山いたのは嬉しい限り。

続いてTEAM阿闍梨、国内最強の女子オリエンティア・ロゲイナーである田島りかさんによる今年チェコで行われたロゲイニング世界選手権のお話。
ロゲイニングはチームで行う耐久系ナビゲーション競技なため、アドベンチャーレースと凄く似ている。一緒にチームを組んでいた村越真先生とのチームワークの話しなどとても興味深いものだった。

チェコはどこでしょう?

国民一人当たりのビールの消費量が世界一のチェコ、コーラよりもビールのほうが安い!

補給食のお話。
やっぱりワサビ味柿ピーは必須なんです!!

今年の世界選手権ではミックスベテランの部で10位という素晴らしい成績を収められた。
ロゲイニングは最近国内で凄く人気が出ている競技。
今回も300名の参加者!本格的な競技者から、ファミリー、ランナー、ハイカー、普通の友達同士まで実に幅広い層の人たちが楽しめる競技だ。
世界で活躍している選手から話しが聞けるチャンスは滅多にないので、皆さん興味深深に話しを聞いていた。私もアドベンチャーレースの経験から、共感できることが多くとても面白かった。

さてさて、翌日日曜日はメインイベントの朝霧ロゲイニング(5時間)か開催された。
村越先生による競技説明

地図が配られて約15分間の作戦会議。どのポイントをどのルートで取りにいくか作戦を立てる。

天気が良かったので皆さん外で作戦会議中








9:00スタート!

ロゲイニングでは地図に示されたチェックポイントを取りに行くのだけど、どのポイントから取りに行くかは自由。よって、「よーいドン!」で皆四方八方へとバラバラに散っていく。

私はCP12の豚汁ポイントでお手伝い






なぜか村越先生がグリコのポーズで登場・・・ 笑

見ての通り、心も身体も温まる豚汁ポイントだったので晴天のもと、雄大な富士山をバックに選手たちのイキイキとした笑顔を沢山見ることができて、私も元気もらって充電させて頂いた。

午後1:30から最終ゴールの2:00までに選手が続々とゴール
ロゲイニングは最終ゴール時間を過ぎると1分毎に減点されてしまう

選手の怪我なく、イベントは無事に終了。
閉会式のあとも多くの参加者と沢山お話することが出来た。
アドベンチャーレースに興味を持ってくれている人は本当に沢山いる。
ワクワクする、素晴らしいアウトドアスポーツの世界をもっともっと伝えていかなければいけない、改めてそう思った。

左は田島りかさん、右はTREKNAOの伊藤ナオちゃん
(ナオちゃん、朝霧ロゲミックスの部で優勝!)



2012年11月24日土曜日

朝霧ミニアドベンチャーレースで思うこと。

朝霧ミニアドベンチャーレース、スタート!

最初はチーム全員手をつないで、お玉にピンポン玉を乗せてCP1まで運ぶ

CP1での課題、穴あきバケツにピンポン玉を入れ、手を使わないでピンポン玉を外に出す!
使って良いものは、水とチューインガム。

ヒントは、穴を如何にふさぐか。

MTBセクション、各チームに1台のMTB(?)で出発!

丸太運び。

CPは・・・  木の上!さぁ、なんて書いてある?

野鳥の池での課題

桶にバドミントンの羽根を入れたらクリア

紐が付いているので投げるのがなかなか難しい。

次の課題は火を起こして、その炎で紐を切る

もちろん、大人も真剣。

パパ頑張ってます。でも子供は少しつまらなそう?

CPはどこだ?


ラストゲームは柿もぎ!
「ハズレ柿」をもいだら罰ゲームして、「当り柿」がもげるまでチャレンジ。

3位、4位がゴール直前でデッドヒート!

 お疲れ様でした!

ミニアドベンチャーレース、怪我なく無事終了。
参加チームは実に様々で、一番多かったのはファミリー参加。
家族全員で、または父子、母子ペア、大人だけのペア、大人だけの5人組のチームも。

面白いな~、と思ったのが大人だけのチームのほうが子どもがいるチームよりも有利、ではないということ。優勝した大人二人ペアはベテランという感じでダントツの優勝だった。
(このチームは「家族チームも多くいますし、辞退します」と優勝を辞退された。しかし、「枝を拾って二宮金次郎スタイル」という課題にて一番多くの枝を拾って、二宮金次郎賞受賞(笑) 翌日のロゲインイングは堂々の優勝でした。)

準優勝は親子ペア、上位はすべてファミリーチームだった。
上位チームの共通点、それはチームの雰囲気が良くて、メンバーが盛り上がっている。
子供が一生懸命、親も一生懸命。一緒にレースを楽しんで盛り上げていた。

一方でリタイアしてしまったチームは、やはり雰囲気もあまりよくない。
思い通りのレースが出来なければ、楽しくもなくなるのもよ~く分かる。
あるファミリーチーム(パパ、ママ、息子(小学校低学年かな?)2人)、パパがかなり一生懸命で子供たちはややつまらなそう。課題ポイントでも、パパは一人で真剣に取り組み、子供は見ているだけ。そのうち下の子が「ママ抱っこ~」と言い出す。

その後しばらくすると、「リタイアします。。」と本部へ戻ってきた。
パパと上の子が先に来て、100mほど後ろからママと下の子がついてきた。
「子供たちが疲れちゃって・・・」と、パパ残念そう。

大人だけのアドベンチャーレースでも、初心者チームによくある失敗パターンだと思う。
チーム競技故、チームの速度は一番遅い人のペースとなる。と、いうことは如何に一番遅い人を速く進ませるかが鍵となる。速い人が先に行ってしまうと、遅い人はチームの足を引っ張る罪悪感や、「自分はいないほうがいいのでは」とすら思ってしまうことがある。速い人は遅い人に対して苛立ち、遅い人は自分に対して、速い人に対しても苛立つ。遅い人のモチベーションは下がる一方、仕舞には「もう辞めたい」と言う気持ちなりチームとして成り立たなくなる。
まさに悪循環。

チーム=皆で一つ、チーム内の凸凹な体力差や能力の差を如何に埋めるかが重要だ。
速い人・体力のある人は遅い人・一番体力の無い人をサポートし、皆が全力を尽くせるようお互いにサポートし合わなくてはチームワークは生まれない。

上記のファミリーチーム、パパはリーダーとしてチームを引っ張ろうと最善を尽くしていたのは間違えない。
しかし、一人だけでイケイケではチームは引っ張れない。

私が今年9月まで現役レーサーとして活動していたTeam EAST WINDのキャプテン、田中正人氏は昔、まさに「イケイケ」タイプのリーダーだった。私はチームに入る前、10年以上前の田中正人氏を当時のテレビ放送の録画を見て「うわ~、こんなキャプテンと一緒にやりたくないっっ」とすら思った(失礼!!)。(私が田中正人氏を知ったときは既に当時からは別人のように変わって素晴らしいリーダーとなっていた。)

近年の、今の田中正人氏はリーダーとしてチームメンバーが如何にやりやすく、全力を発揮できるかを考えてくれるリーダーだ。豊富な経験を活かし、メンバーに適切なアドバイスをして全力でサポートする。それが、チームが一番速く進める方法だからだ。(しかも一番レースを楽しめる方法でもある)

今日のミニレースではそんなことを思いながら、参加者の皆さんの笑顔、悔しい顔、疲れた顔、達成感でいっぱいな顔、一生懸命な顔を見て楽しませて頂いた。

やっぱりアドベンチャーレースはとてつもなく奥が深い。
下記の、田中正人氏の言葉を思い出した。
イーストウインドプロダクションHPより抜粋)


アドベンチャーレースは個々の体力はもちろん、チームで協力してゴールを目指すため、コミュニケーション能力やチームワークが必要になってきます。男女混成、バラバラな年齢層、多種目が特徴のアドベンチャーレースは、いわば社会の縮図でもあります。レースはもちろん、事前の準備段階から総合的に人間力が試されるのです。
アドベンチャーレースのキーワードは「対自然、対人間、対自分」。
この3つに真摯に向き合うことで人間力が向上します。この競技は主催者の管理の及ばない大自然の中で競技を行なうため全ての危険を受け入れなければなりません。しかし、競技であるためかなりの無茶をするので当然のように自然から痛い仕打ちを受ける。そうした中で自然の偉大さや人間の小ささを思い知らされます。
田中 正人
チームに関しても、極限の中で競技を続けるため次第に仲間を労わる余裕もなくなり、そのうちに自分の本性がさらけ出されてお互いにぶつかり合います。しかし、ぶつかり合いながらも一つの目標に向けて折り合いを付けなければなりません。
人とぶつかり、己を知る」。普段の社会生活にはない濃い人間関係を体験することになる絶好の環境を与えてくれるのが自然です。
人間が学ぶものは全て自然の中にある」。私はそれを日本人に伝えたいと思っています。
アドベンチャーレーサー 田中正人


田中さん、たまにはなかなかイイこと言いますね!!笑

2012年11月23日金曜日

朝霧ロゲイニング・ミニアドベンチャーレース



明日11/24と明後日11/25、静岡県の朝霧高原にてオリエンテーリングin朝霧/朝霧ロゲイニングが開催される。

私はイベントの初日プログラムにある、ミニアドベンチャーレースを運営させてために今日こちらに来てミニアドベンチャーレース準備。
と、言っても朝霧野外活動センタースタッフの素晴らしい段取りと戦闘力のお蔭で私は楽させて頂いています!

参加者は45名、ファミリー・子供・大人と様々な参加者。
ミニレースはトレッキングとマウンテンバイクの2つのセクションに分かれていて、面白いゲームが盛りだくさん。
約2時間ほどでゴールする設定。

チェックポイント設定中、明日のレースではもちろん梯子は無い

夜は交流会にて、皆さんに世界のディープ(過激?)なアドベンチャーレースの世界を少しお見せする予定。

作業場(会議室)にて、TEAM阿闍梨のリカさんとナオさんと一緒にPC作業。


野外活動センターより「アスリートの皆さんへ」と、差し入れ。
普段からパワーバーは食べませんから(笑)


2012年11月17日土曜日

ワラーチプロジェクト18日目 最終日


最終日も賑やかな一日となった。
東吉さんのご家族、千葉から来てくれた「裸足ランニングクラブ」のご夫妻などの応援団が集まった。
昨日、一昨日の寒波も去り、暖かくなるという天気予報。最終日が雨じゃなくて、本当に良かった!!

9時定刻、5名のランナーが尼崎の今福公園をスタートし、今日の、いや、本プロジェクトの最終ゴール地である神戸を目指した。国道2号線を西へ西へと進む。歩道は一切途切れることなく続いていたので走りやすそう。最終日の距離は24.5km。

生駒では大変大変お世話になった、キョーミさんも途中から参加
(今日もありがとうございます!)

東吉さんの今日のブログに書かれていること、まさにそのままなのだけど
「これまでの人生で、これだけ毎日のように人の優しさ、善意に触れたことがあっただろうか。」

東日本を元気付けるために始めたプロジェクトなのに、反対に我々のほうが沢山の方から日々、元気・勇気・パワーを頂いて前進していた。

人のためになること、すること、それは人のため以上に自分のためになる。

だから、もっともっと人のためになることをしよう。
結局は、そこから一番大きな収穫が得られるのは自分なのだ。

午後1時、ゴールの東遊園地に入るとゴールテープと多くの人たちに出迎えられた。

神戸を出発した「愛のバトン」が、世界中、日本中を旅して再び神戸に戻ってきた
バトンはBERT代表で元WGP世界チャンピオン片山敬済氏に渡され、明日明後日の二日間をかけてBERTメンバーによりオートバイで東北へ繋がれる

東遊園地内「慰霊と復興のモニュメント1.17希望の灯り」を囲んでの記念撮影

左から2番目が片山敬済さん
東吉さんが450km走った、たった一足のワラーチが手渡された

こうしてOne World With Huaraches Projectは幕を閉じたのだが、私のなかでは「終わった」というよりも、「始まった」という感覚のほうが正しい。

18日間もの間、仕事を休んでプロジェクトに参加して大変なことも勿論あったけど、それ以上に楽しくて、有難くて、素晴らしい時間だった。その上、多くの人に共感して頂き、関わっていただき、私は最高に幸せな思いをさせて頂いた。

片山さんは写真撮影をする際に
「大きな声で笑いましょう!ワーーーーハッハッハッハッーー!!!」と豪快に笑ってみせた。

笑いは感染する。悲しみも、涙も感染する。
片山さんの呼びかけに多くの人がドン引きしていたが(笑)、最初は皆恥ずかしそうしてみせながらも、結果、そこにいた全員が笑っていた。

自分が幸せでなければ、人を幸せになんてできない。
人を笑顔にしたいなら、まず自分が笑顔でいなければならない。

今回のプロジェクトでは、まさにそれが証明できたと思う。
これを更に感染させてこそ、このプロジェクトの本位なのではないだろうか。

因みに東吉さんは毎日毎日走り続け、筋肉痛や故障は一切ない。
東吉さんが凄いのか、これがワラーチ効果なのか?

勿論、東吉さんの普段の生活でのトレーニングありきではあるが、ワラーチ走法は省エネで無駄な力を使わないのは確か。人間は本来、こうして走れるように出来ている。

さぁ、次はどんな楽しいことをしよかな?!

ワラーチプロジェクトメンバー
K・Kaho・Tokichi