11月17日、産後初レースの多摩川国際マラソンに参加。
出産して5ヶ月、トレーニングに十分な時間を費やせる訳もなく、無理に走ることに執着する気もなく、ただたまに5kmのジョギングをして一ヶ月前に一度だけ10キロ走(これがハーフ完走の自信となった)。
ちょうど1年前に妊娠が発覚してからというもの、殆どランニングなんてしなかったし、今でも1年前より体重が+5キロ!
制限時間は2時間48分、かなりキツいけどなんとか完走は出来るだろうと見込んだところ、予想通りのキツいギリギリの展開となった。
幸いこの上ない小春日和で応援隊の夫&子供も外に居やすい天候。
走るにも最高の天気。コースは多摩川河川敷。天気はいいけど変わらない景色に少々精神的苦痛すら感じた。
出来ればキロ7分30秒のペースを維持したいと思ったものの、4キロ地点で8分に変更。このペースって、本当に遅い。同じペースの60歳前後の女性の背中を見てついていくことに。
8キロ地点で「まだ半分も行ってない!!」と心が折れそうになり、11キロ地点で「ゴール関門に間に合わないかも」と夫に一報を入れ、途中2カ所ある関門のうち(関門があるなんて知らなかった)16キロ地点の最初の関門前に誘導のスタッフに「間に合わないかも」と言われた。
正直に言うと、間に合わなければ嬉しかった。もう辞めてもいいかななんて思ってたので。
ところが、関門1分前に間に合ってしまった。
が、しかし。
ここで、もう一つ関門がある事実を告げられる。
「あぁ、次こそは無理だろうな」
しばらくすると、遠くのほうで「あと1分30秒ですよ〜!」との声が聞こえたので、仕方なく頑張ってみると30秒前に通過して、フィニッシュへ向かった。
グロスタイムで2時間45分(ネット2時間41分)でゴール。
タイムを見ての通り、本当に走ったのか疑ってしまうスピードだった。
ゆっくりだけど走り続け、足が動かなかったり痛みが出たりなどは無く走りきることができたので清々しく、気持ちよく完走することが出来た。
途中、子守りをしてくれている夫から応援とあかりの様子をメールしてくれたり、コース上で応援してくれていたのであかりのことも安心して走ることが出来た。
心配していた「おっぱい」、スタート直前に授乳を試みたところ珍しく拒否されてしまった!!(その前にやりすぎていた?) レース前半で既におっぱいが張ってしまったけど、後半は気にならなかった。
家族が出来たことで、走るときの心境も随分と変わったことを実感した。
家族の協力なくては練習もレースも、家族の協力無しでは走ることが出来ない。
夫が笑顔で応援してくれることが、今回練習からレースまで一番の力になった。
レース後のラーメンは最高でした!!