ウェディングリングを「買う」ことは決まっていたが、お店に行ってもまったく決まらなかった。
そんな時に友人の結婚パーティーでジュエリーデザイナーのAiさんと出会い、「知り合いのデザイナーさんや作品も紹介できるし、自分で作ることもできますよ~」と言われ、「自作する」というオプションがあることを知り、早速渋谷にある彫金教室studio crucibleと、代表の田中Philipあさと先生をご紹介頂いた。
初対面ながら先生と意気投合、フィアンセのタケノリと一緒にお互いのウェディングリングを自作することに。
初対面ながら先生と意気投合、フィアンセのタケノリと一緒にお互いのウェディングリングを自作することに。
丸一日あれば出来るとのこと。
私たちは平日夜3時間と、その数日後の休日の午前中2時間の計5時間で指輪を作成。
今日はこのブログで指輪ができるまでの行程を紹介しようと思う。
K20イエローゴールドと割金の銀と銅を壺に入れ、溶かす。
型に流したものがこちら。
ローラーで延ばして、切ったものがコチラ!
シルバーは練習用、ゴールドは本番用+指輪に埋めるブルーダイア。
ここまでの行程はフィリップ先生が全て準備してくれた。
いよいよ自分たちで制作開始
まずはリングの内側に刻印する文字(メッセージ)を書き出して、確認
間違えて刻印したらシャレにならない。修正も効かない。
地金に刻印を打ち込む
練習では笑っちゃうほど文字が曲がってしまったけど、練習を繰り返して本番へ
緊張してプレッシャーと集中力もMAX。スタジオ内は沈黙・・
「やばいっ、曲がったかも!!」
と、笑って誤魔化す
次に固くなった地金に火を当てて鈍す
地金、鈍され中
鈍したあとは単目ヤスリで端片を平にする
力いっぱい、曲げて
こうする
次にロウ付けで隙間を埋める
芯金に入れて木槌で叩きつつ、正円にすると指輪らしくなった!
側面もヤスリで平らに
更に紙ヤスリでバッチリな面に
平打だったリングを甲丸へ削っていくと、
丸くなってきた
タケノリ制作中の私のリングは、「荒らし槌加工」を施す
芯金に入れて加工し、サイズも合わせていく
私作成のタケノリ用リングは、甲丸をキレイにするため旋盤に入れて紙ヤスリで仕上げていく
初日の作業はここまで。スタートから3時間。
そして二日目。
サンドペーパーホルダーという優れもののヤスリホルダーを利用して、リングの内側を仕上げ
外側の仕上げは、歯医者さんにあるキュイーン!という痛そうなマシンで丁寧に光らせていく
仲良く。
最終工程は石留め、まずはレクチャーを受けるがかなり難しそう。普通は生徒にはやらせないらしい
真ん中の穴に石を埋める
石の周りの地金を叩き寄せながら石を留めていく
出来た!
今度は私がタケノリの指輪の石留
完成!
どこでどんな指輪を買おうか悩みに悩み、最終的に自らの手でお互いに想いを込めて作ることにした結婚指輪。
一つ一つの工程で少しずつ指輪が出来ていくプロセスで、自然と指輪に対してとても特別な愛着が湧いてきた。大好きな人に一生身につけてもらえる、そう思うと自然を「愛情を込めて」作ることが出来た。
愛情というのは、時間と労力を掛けて「育てる」「築く」「作っていく」そんなプロセスのなかで生まれるものだとつくづく思った。
ブルーダイアが入ったK20の指輪だけど、お金では決して買えない最高に特別な指輪に仕上がり感無量。どんな高価なものよりも大事なものが出来てしまった。
後は、無くさないように本当に気をつけなければ・・・(汗)
皆さんも特別な人に、本当に特別なモノを作ってみてはいかが?
ワウ!美しい!早期の結婚女性はしばしば過度に結婚式の写真で素晴らしく見えるし、彼の電話番号を名誉のメイドを渡した男のようなものに夢中にされています。これらのニッチの写真を共有するためのありがとう!〜大
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