この写真がすべてを語ってくれています。
10月6日午前中、初冠雪の穂高連峰とその直下には日本一の紅葉、涸沢カール。
初めての上高地、言葉では表せないほど素敵な旅でした。
今まではレースやトレーニングで山へ行くことはしょっちゅうでしたが、レースを辞めた今、純粋に山を楽しみに行くことが出来るようになった私は、恐らく誰よりも今回の縦走を楽しんだと思います。
初めてご一緒させて頂くこのお二方がまた最高のメンバーでした。
山と渓谷社の下中さん
梶山正カメラマン
最初の3日間は雑誌の取材で、以下の行程;
一日目 上高地~岳沢小屋にてテント泊
初日は上高地から二時間半だけ登り、岳沢小屋に到着。四年前に大規模な雪崩で全壊してしまったが、再建されてとてもきれいな山小屋です。
初日の夕食担当は私。前菜はマッシュルームのオリーブオイル煮を作り、バケットと一緒に頂きました。メインディッシュはレトルトソース(きのことサーモンのクリームソースとゴルゴンゾーラソースのミックス) のパスタを作りました。
二日目 岳沢小屋~前穂高~奥穂高~涸沢カールでテント泊
岳沢小屋を6:30に出発してまずは前穂高岳(3090m)を目指します。
写真は西穂高岳。紅葉も本格的に見えてきました。
9:45、前穂高岳登頂!
続いて奥穂高岳(3190m)を目指します。前穂高と奥穂高の間の「吊り尾根」からは涸沢カールを見下ろすことが出来ます! 写真の真ん中よりちょっと右下の赤い建物が涸沢小屋です。
天気が良く、歩きながらWENGERソーラーチャージャーProしっかり充電してくれました。このくらい天気が良いと、約7時間でフル充電が完了し、スマートフォンを3回フル充電できます。
いざ、奥穂高岳アタック!
13:00 アタック成功!
この後山頂でお昼(ラーメン)。山で食べるインスタントラーメンは最高に美味しい。
ジャンダルムが見えました。怖~っ!!
でもいつか登ってみたいなぁ
穂高岳山荘まで下りてきて小休止。Eyewearはお気に入りWENGERスポーツグラス。
二日目のキャンプ地で今回の旅の一番の見どころ、涸沢カールへ降りてきました。
真っ赤に紅葉して燃えるようなナナカマドは美しかったです。
三日目 パノラマコース、屏風の頭を経て徳沢キャンプ場
6:00、目が覚めると朝焼けで山が赤く染まり、幻想的な瞬間。ほんの数分だけしか見れない貴重な景色でした。
すごい、ただただ、すごい。
パノラマコースを歩きはじめて間もなく、涸沢カールを眺めながら歩くことができます。
このコースは鎖場や足元が安定しない部分がかなりある、チャレンジングなコースでしたが「パノラマコース」というだけあって、展望は最高!
屏風の頭から見下ろした涸沢カール。
このあと徳沢キャンプ場まで下山し、取材終了。
徳沢で友人たち8名と合流し、更に2泊3日でプライベートの「涸沢トレラン」に続きました。
この日の夜は一段と冷え込み、涸沢より上は初冠雪!
このブログトップの写真がその写真で、紅葉も更に進んでいましたよ。
@8:40 涸沢小屋で乾杯!
下中さんもヤマケイオンラインのブログで今回の取材のことをレポートしています。ぜひご覧ください(^^)
今回、前半は仕事、後半は完全に友人たちとプライベートでした。
この5日間、大自然の中で仕事関係の方、仲の良い友人たちと過ごして、凄く「人間らしい」日々でした。
見るもの全て言うまでもなく絶景。
思いっきり身体を動かしてお腹はがっつり空くし、皆それぞれが美味しい料理を振舞い分け合い、その美味しさに感動し、すべてを共有する。自然と会話も弾んで、お互いの交流がこれまで以上に深まる。仕事とかプライベートとか、そういう分け隔ては自然の中ではほとんど感じませんでした。
あ、もちろん真面目に撮影に挑んだし、ルポもちゃんと書きますよ~!
この取材の模様は2013年9月発売のワンダーフォーゲル誌にて公開される予定です。
やっぱり人間は大自然の一部なんですよね。
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