Introduction

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2010~2012プロアドベンチャーレースチームTeam EASTWINDメンバー(トレーニング生)として活動、2012年9月選手引退。 アウトドアライフ・スポーツの様々な楽しみ方、大会・イベント情報、和木香織利の私生活(IN&OUTDOOR)日記。2013年6月11日、第一子の女の子を出産し新たな人生のステージが始まりました。
Ex-Adventure Racer of Team EASTWIND(2010-2012), officially retired as a racer in September 2012. Introducing ways to enjoy outdoor activities, race and event information, and my private indoor&outdoor daily life.
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2013年4月4日木曜日

Teva!

先日、タイに新婚旅行に行ってきた。


装備のセレクトには煩い私、たかがビーサン一足にもこだわってしまう。

どうせ使うなら
フィット感が良くて、
擦れなくて、
脱ぎ履きしやすくて、
壊れにくくて・・・

可愛いサンダルがいい!

そんなワガママな欲望を満たしてくれるサンダルメーカーは、Teva以外に無い。
Tevaは1984年に世界で初めてストラップ付サンダルを開発した。

水の中でもしっかりフィットし、激しい動きにも耐えられて滑りにくいサンダル・シューズを作っているのがTEVAで、ラフティング世界チャンピオンの日本代表チームTEIKEIもサポートしている。

イーストウインドでチームメイトだったクラッチこと倉田文裕も、アドベンチャーレーサーからトレイルランナーに転向し、今ではTevaのアスリートとしてTevaのトレイルランニングシューズTevaSphere Speedを使用。


私が今回のタイ旅行で履いていたのはTevaのOLOWAHU(オロワフ)




カカトが開放されているのにしっかりしたフィット感
そしてソールのクッションが気持ち良い


旦那さまにもTeva、しっかりとフィットして且つしなやかな履き心地
百円均一でもビーサンは買えるけど、まったく次元が違う素晴らしいビーサン
これは「滑らない」スニーカー、TevaのFuse-ion(フュージョン)なんですが、

すごく履きやすい(脱ぎ履きがしやすい)、そして柔らかい。
飛行機での移動中も快適。
見事に滑りにくいので妊婦にはすごく安心して履けるのがイイ!

Fuse-ionは普段履きに最高。デザインもかわいくて、ジーンズにもスカートにもカジュアルに履ける。

「普段履き用だから、安いシューズでいい」
という考えをお持ちの方が結構多い気がするけど、普段履きだからこそイイモノを使うべきだと思う。
「滑る」状況というのは、生活のなかで意外と多い。
妊娠中、お腹が大きくなれば足元は見にくいしいつも以上に気を使わなくてはいけない。

「滑らないシューズ」は、ズバリ妊婦の必須装備。

2013年1月16日水曜日

手作り結婚指輪


高価なジュエリーにはまったく興味がない私が、先日ウェディングリングを自作。
ウェディングリングを「買う」ことは決まっていたが、お店に行ってもまったく決まらなかった。

そんな時に友人の結婚パーティーでジュエリーデザイナーのAiさんと出会い、「知り合いのデザイナーさんや作品も紹介できるし、自分で作ることもできますよ~」と言われ、「自作する」というオプションがあることを知り、早速渋谷にある彫金教室studio crucibleと、代表の田中Philipあさと先生をご紹介頂いた。
初対面ながら先生と意気投合、フィアンセのタケノリと一緒にお互いのウェディングリングを自作することに。

丸一日あれば出来るとのこと。
私たちは平日夜3時間と、その数日後の休日の午前中2時間の計5時間で指輪を作成。
今日はこのブログで指輪ができるまでの行程を紹介しようと思う。

K20イエローゴールドと割金の銀と銅を壺に入れ、溶かす。

型に流したものがこちら。

ローラーで延ばして、切ったものがコチラ!
シルバーは練習用、ゴールドは本番用+指輪に埋めるブルーダイア。
ここまでの行程はフィリップ先生が全て準備してくれた。

いよいよ自分たちで制作開始
まずはリングの内側に刻印する文字(メッセージ)を書き出して、確認
間違えて刻印したらシャレにならない。修正も効かない。

地金に刻印を打ち込む
練習では笑っちゃうほど文字が曲がってしまったけど、練習を繰り返して本番へ
緊張してプレッシャーと集中力もMAX。スタジオ内は沈黙・・

「やばいっ、曲がったかも!!」
と、笑って誤魔化す

次に固くなった地金に火を当てて鈍す

地金、鈍され中

鈍したあとは単目ヤスリで端片を平にする

力いっぱい、曲げて

こうする

次にロウ付けで隙間を埋める

芯金に入れて木槌で叩きつつ、正円にすると指輪らしくなった!

側面もヤスリで平らに

更に紙ヤスリでバッチリな面に

平打だったリングを甲丸へ削っていくと、

丸くなってきた

タケノリ制作中の私のリングは、「荒らし槌加工」を施す

芯金に入れて加工し、サイズも合わせていく

私作成のタケノリ用リングは、甲丸をキレイにするため旋盤に入れて紙ヤスリで仕上げていく


初日の作業はここまで。スタートから3時間。

そして二日目。

サンドペーパーホルダーという優れもののヤスリホルダーを利用して、リングの内側を仕上げ

外側の仕上げは、歯医者さんにあるキュイーン!という痛そうなマシンで丁寧に光らせていく

仲良く。

最終工程は石留め、まずはレクチャーを受けるがかなり難しそう。普通は生徒にはやらせないらしい

真ん中の穴に石を埋める


石の周りの地金を叩き寄せながら石を留めていく


出来た!

今度は私がタケノリの指輪の石留


完成!

どこでどんな指輪を買おうか悩みに悩み、最終的に自らの手でお互いに想いを込めて作ることにした結婚指輪。

一つ一つの工程で少しずつ指輪が出来ていくプロセスで、自然と指輪に対してとても特別な愛着が湧いてきた。大好きな人に一生身につけてもらえる、そう思うと自然を「愛情を込めて」作ることが出来た。

愛情というのは、時間と労力を掛けて「育てる」「築く」「作っていく」そんなプロセスのなかで生まれるものだとつくづく思った。

ブルーダイアが入ったK20の指輪だけど、お金では決して買えない最高に特別な指輪に仕上がり感無量。どんな高価なものよりも大事なものが出来てしまった。

後は、無くさないように本当に気をつけなければ・・・(汗)

皆さんも特別な人に、本当に特別なモノを作ってみてはいかが?

2012年10月26日金曜日

ボルダリング



久しぶりにボルダリングジムへ行ってきました。

パスポートを更新するために神奈川パスポートセンター(山下公園近く)へ行ったら、裏にボルダリングジム併設のあるマムート横浜店が新しくオープンしていたことを発見。

一週間後、新しいパスポートを受け取りに再びパスポートセンターに来たついでに、クライマーであり国際山岳ガイド熊田光治さんによるロープワーク初心者講習も1000円で受けられるとのことで受けてきました。
基本的なロープワークはアドベンチャーレースを通して多少やってきましたが、最近は殆ど実践してなかったので記憶もリフレッシュさらて参加してとても良かったです。

2時間の講習、前半は机上講習でハーネスの種類と使い方、エイトノット、ダブルエイトノットの結び方を練習。そのあとはウォールでトップロープの練習、ビレイ(確保)ではマムートの「スマート」(下の写真)という確保器を使用しました。

自分が持っているハーネスとクライミングシューズ以外を使用したことがないので、今回はマムート製品を全てレンタル。

すごく基本的なことですが、やり方を知っているのと「手際よく行える」のは全く違います。
今回はクライマーとビレイヤーを交代に何度も繰り返し練習できたので、一通り手際よく行えるようになったしつくづく「繰り返しの訓練」が重要だな~と実感。

クライミング自体もとても面白くて、以前足をけがして走れなくなったことがキッカケで、トレーニングにボルダリングを取り入れていました。バランス力、身体の使いかたを本当によく知ることができます。
一見、筋力が無いと出来ないスポーツに見えますが自分の体の使い方次第で上手くなれます。
筋力はあるに越したことはないですが、あり過ぎても身体が重くなってしまうという悩みもあります。

私は久しぶりすぎてだいぶやり方を忘れてしまっていて、パワープレイで登ってしまいすぐに腕の筋肉がパンプアップしてしまいました・・・・
お蔭で翌日は筋肉痛でした (> <)

ボルダリングジムにちょくちょく通いたいな~と思ったり、久しぶりに外岩にも登りに行きたくなっちゃいました。

2012年10月11日木曜日

感動の北アルプス


この写真がすべてを語ってくれています。
10月6日午前中、初冠雪の穂高連峰とその直下には日本一の紅葉、涸沢カール。

初めての上高地、言葉では表せないほど素敵な旅でした。
今まではレースやトレーニングで山へ行くことはしょっちゅうでしたが、レースを辞めた今、純粋に山を楽しみに行くことが出来るようになった私は、恐らく誰よりも今回の縦走を楽しんだと思います。

初めてご一緒させて頂くこのお二方がまた最高のメンバーでした。
山と渓谷社の下中さん

梶山正カメラマン

最初の3日間は雑誌の取材で、以下の行程;
一日目 上高地~岳沢小屋にてテント泊

 初日は上高地から二時間半だけ登り、岳沢小屋に到着。四年前に大規模な雪崩で全壊してしまったが、再建されてとてもきれいな山小屋です。
初日の夕食担当は私。前菜はマッシュルームのオリーブオイル煮を作り、バケットと一緒に頂きました。メインディッシュはレトルトソース(きのことサーモンのクリームソースとゴルゴンゾーラソースのミックス) のパスタを作りました。



二日目 岳沢小屋~前穂高~奥穂高~涸沢カールでテント泊

岳沢小屋を6:30に出発してまずは前穂高岳(3090m)を目指します。
写真は西穂高岳。紅葉も本格的に見えてきました。 

9:45、前穂高岳登頂! 

続いて奥穂高岳(3190m)を目指します。前穂高と奥穂高の間の「吊り尾根」からは涸沢カールを見下ろすことが出来ます! 写真の真ん中よりちょっと右下の赤い建物が涸沢小屋です。

天気が良く、歩きながらWENGERソーラーチャージャーProしっかり充電してくれました。このくらい天気が良いと、約7時間でフル充電が完了し、スマートフォンを3回フル充電できます。

いざ、奥穂高岳アタック! 

13:00  アタック成功!
この後山頂でお昼(ラーメン)。山で食べるインスタントラーメンは最高に美味しい。
ジャンダルムが見えました。怖~っ!!
でもいつか登ってみたいなぁ 

穂高岳山荘まで下りてきて小休止。Eyewearはお気に入りWENGERスポーツグラス。 

二日目のキャンプ地で今回の旅の一番の見どころ、涸沢カールへ降りてきました。
真っ赤に紅葉して燃えるようなナナカマドは美しかったです。

三日目 パノラマコース、屏風の頭を経て徳沢キャンプ場

6:00、目が覚めると朝焼けで山が赤く染まり、幻想的な瞬間。ほんの数分だけしか見れない貴重な景色でした。

すごい、ただただ、すごい。

パノラマコースを歩きはじめて間もなく、涸沢カールを眺めながら歩くことができます。
このコースは鎖場や足元が安定しない部分がかなりある、チャレンジングなコースでしたが「パノラマコース」というだけあって、展望は最高! 



屏風の頭から見下ろした涸沢カール。

このあと徳沢キャンプ場まで下山し、取材終了。
徳沢で友人たち8名と合流し、更に2泊3日でプライベートの「涸沢トレラン」に続きました。


この日の夜は一段と冷え込み、涸沢より上は初冠雪!
このブログトップの写真がその写真で、紅葉も更に進んでいましたよ。


@8:40 涸沢小屋で乾杯!

下中さんもヤマケイオンラインのブログで今回の取材のことをレポートしています。ぜひご覧ください(^^)

今回、前半は仕事、後半は完全に友人たちとプライベートでした。
この5日間、大自然の中で仕事関係の方、仲の良い友人たちと過ごして、凄く「人間らしい」日々でした。
見るもの全て言うまでもなく絶景。
思いっきり身体を動かしてお腹はがっつり空くし、皆それぞれが美味しい料理を振舞い分け合い、その美味しさに感動し、すべてを共有する。自然と会話も弾んで、お互いの交流がこれまで以上に深まる。仕事とかプライベートとか、そういう分け隔ては自然の中ではほとんど感じませんでした。

あ、もちろん真面目に撮影に挑んだし、ルポもちゃんと書きますよ~!
この取材の模様は2013年9月発売のワンダーフォーゲル誌にて公開される予定です。

やっぱり人間は大自然の一部なんですよね。